北朝鮮の弾道ミサイル、本体が日本のＥＥＺ内に初めて落下

 - 中谷元防衛相は３日、北朝鮮が同日朝に発射した弾道ミサイルについて、日本海上の日本の排他的経済水域（ＥＥＺ）内に落下したと推定していることを明らかにした。防衛省によると、北朝鮮の弾道ミサイルの本体が日本のＥＥＺ内に着水したのは初めて。

中谷防衛相は記者団に対し、「わが国に対する安全保障上の重大な脅威であり、強く懸念している」と述べた。さらなる発射に備え、自衛隊は警戒・監視を続けている。

防衛省によると、北朝鮮は午前７時５３分ごろに西岸から弾道ミサイルを１発発射。約１０００キロ飛行し、秋田県男鹿半島沖の西方２５０キロの日本のＥＥＺ内に着水したとみられる。中距離弾道ミサイル「ノドン」の可能性があるという。日本の船舶や航空機への被害は確認されていない。

北朝鮮のミサイルの本体が日本のＥＥＺ内に落ちたのは、防衛省が確認している限り初めて。１９９８年に北朝鮮が発射した弾道ミサイルは、日本列島を飛び越えて太平洋に着水。このときは、ミサイルの先端を覆うカバーが日本のＥＥＺ内に落下した。０９年に発射したミサイルは、ロケット１段目の推進装置とみられる部品が日本海のＥＥＺに落ちた。

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安倍晋三首相は３日午前、首相官邸で記者団に対し、北朝鮮が日本海へ向けて弾道ミサイル１発を発射したことについて「わが国の安全保障に対する重要な脅威であり、許し難い暴挙だ。明白な国連安保理決議違反であり、北朝鮮に対し断固抗議し、米国韓国と連携し、対応していく」と述べた。

日本の排他的経済水域内に落下させたという事は、

次の実験では、核兵器を載せて、日本の本土に落下させてくるかもしれないですね。